1.【か行】

木材名称一覧 【か行】

ケヤキ

Keyaki Keyakitamamoku

名称・・・欅(Zelkova)

その他呼び名・・・本欅(ホンケヤキ)、槻(ツキ)、ツキケヤキ、ケヤ

科目・・・ニレ科ケヤキ(Zelkova)属・落葉広葉樹・環孔材・離弁花類(被子植物)

学名・・・Zelkova serrata

産地・・・本州、四国、九州に自生。朝鮮。

色調・・・心材は黄褐色、帯黄紅褐色、赤褐色。辺材は灰白色、淡黄褐色、帯黄白色。

性質・・・木理:通直、辺心材の境目:明瞭、肌目:粗、硬さ:やや硬~超硬、腐食耐久性(耐朽性):強、磨耗耐久性:強

  • 気乾比重:0.47~0.69~0.84
  • 平均収縮率%(柾目方向):0.16
  • 平均収縮率%(板目方向):0.28
  • 曲げ強度MPa:98
  • 圧縮強度MPa:49
  • せん断強度MPa:12.7
  • 曲げヤング係数GPa:11.8

加工性・・・鋸挽(ノコビキ):容易~中、鉋掛(カンナガケ):容易~中、釘打保持力:強、糊付接着性:良好~中、乾燥:困難~中、塗装性:高

用途・・・構造材、造作材、建具、家具
寺社建築、大黒柱、臼、杵(きね)、電柱腕木、太鼓の胴、器具、彫刻、突板加工されて床の間の床板・違い棚・地板など。

価格・・・☆☆☆☆☆~(*1)

  • 無節材(2000x210x34㎜)--/㎥

メーカー・・・

一般流通サイズ・・・

その他・・・日本を代表する樹木。年輪は明瞭で光沢がある。耐湿性に優れる。弾力に富み、曲木になる性質をもつ。斑の模様繊細。狂いやあばれが落ち着くまでに、かなりの乾燥時間を要する。古くはツキとも呼ばれ、また類似種と区別するためホンケヤキと呼ばれることもある。玉杢(たまもく)、牡丹杢(ぼたんもく)、泡杢(あわもく)、如鱗杢(如輪杢)(じょりんもく)、葡萄杢(ぶどうもく)、笹杢(ささもく)などの美しい木目模様が現れることがある。特にケヤキの如鱗杢はあらゆる杢の中で最高級とされる。杢の出る部分は樹皮上に親指で押したような丸い窪みがあって、樹皮を剥ぐとコブが見え、この下の材が玉杢の出る部分である。日本一のケヤキは、新潟県十日町市松之山町湯山の大ケヤキで、樹高35m、目通り(目の高さの幹の周囲長)13.3m、枝は東西に35m南北に18m張り出し、推定で1,000トンの巨木で、樹齢1,900年と言われている(*2)。また、東京都府中市馬場大門のケヤキ並木も有名で、樹齢は約300~800年と推定されている。

*1:価格を㎥単価で出すと、200万オーバーでしょう。
*2:1996年頃に枯死の為に伐採され、今は跡だけが残っているようです。

ゴムノキ

Gomunoki Gomunoki2

名称・・・ゴムの木(Para rubber tree、Rubber wood)

その他呼び名・・・ゴム、パラゴム(パラゴムノキ)、パラウッド、ラバーウッド、ブラジルゴムノキ、イースタンオーク、イースタンホワイト

科目・・・トウダイグサ科パラゴムノキ(Hevea)属・広葉樹・散孔材・離弁花類(被子植物)

学名・・・Hevea brasiliensis

産地・・・東南アジア、南太平洋地域で造林されている。原産はブラジル北部のパラ州。

色調・・・心材辺材共、灰白色から淡黄色、淡黄白色。(心材が淡桃褐色のこともある)

性質・・・木理:通直~やや交錯、辺心材の境目:不明瞭、肌目:やや粗、硬さ:やや軟~硬、腐食耐久性(耐朽性):極弱~弱、磨耗耐久性:強

  • 気乾比重:0.64
  • 平均収縮率%(柾目方向):0.08
  • 平均収縮率%(板目方向):0.19
  • 曲げ強度MPa:65
  • 圧縮強度MPa:32
  • せん断強度MPa:10.4~11.3
  • 曲げヤング係数GPa:9.2

加工性・・・鋸挽(ノコビキ):容易~中、鉋掛(カンナガケ):容易、釘打保持力:強、糊付接着性:良好~中、乾燥:注意~困難、塗装性:注意

用途・・・造作材、家具、合板
集成材にされて学習机やテーブルの甲板、パルプ原料、階段の手摺り

価格・・・☆

  • 無節材(2000x210x34㎜)--/㎥

メーカー・・・

一般流通サイズ・・・フリー板:500x30x2100(集成材\250,000/㎥)

  • フリー板:500x30x(2100、4200)

その他・・・プレナー掛けする際、逆目になりやすい。青変菌に侵されやすく、水分の高い状態のままでひどい場合には黒い汚い木材になってしまう為、迅速に乾燥させる必要がある。ロクロ加工に向く。斑の模様不明瞭。大きな道管をもつ。採取される樹液、ラテックスは天然ゴムの原料とされ、その目的でマレー半島やジャワで植樹されていたが、ゴムの樹液は6年位で樹の勢いが衰え伐採する必要があり、木材の利用用途が開発された。木材としての利用は最近になってからで、合成ゴムが普及してきた為、ゴムノキは木材として売るために植林され始めている。約25年程度で伐採する為10~15cmの小径木で、一般には集成材として使わる。

余談ですが、イースタンオークやイースタンホワイトの呼び名は、商品名みたいな感じでメーカーとかが勝手に付けた呼び名ではないでしょうか・・・ぼくが勝手に思うだけですけど^^

キリ

Kiri Kiri2

名称・・・桐(Paulownia)

その他呼び名・・・会津桐(アイズキリ)、南部桐(ナンブキリ)、備後桐(ビンゴキリ)、越後桐(エチゴキリ)、日本桐(ニホンギリ)、シラギリ、泡桐(ホウトウ)、白桐(ハクトウ)(前2つは中国での呼び名)

科目・・・ゴマノハグサ科(*1)キリ(Paulownia)属・落葉広葉樹・散孔材に近い環孔材・合弁花類(被子植物)

学名・・・Paulownia tomentosa

産地・・・日本に野生のものはなく、北海道南部以南で植栽される。最近ではブラジル、パラグアイ、マレーシア、中国、台湾、アメリカ等にも植栽されている。特に会津(福島県)、南部(岩手県)、備後(岡山県から広島県東部)、越後(新潟県)、茨城県などが著名な産地。

性質・・・木理:通直、辺心材の境目:不明瞭、肌目:やや粗、硬さ:軟、腐食耐久性(耐朽性):中~強、磨耗耐久性:強

  • 気乾比重:0.19~0.30
  • 平均収縮率%(柾目方向):0.09
  • 平均収縮率%(板目方向):0.23
  • 曲げ強度MPa:34
  • 圧縮強度MPa:20
  • せん断強度MPa:5.4
  • 曲げヤング係数GPa:4.9

加工性・・・鋸挽:容易~中、鉋掛:容易~注意、釘打保持力:中、糊付接着性:良好、乾燥:容易~困難、塗装性:注意

用途・・・造作材、建具、家具
タンス、下駄材、楽器材(琴、琵琶など)、箱材、金庫の内箱材、器具、内装材、羽子板、人形、仮面、彫刻、火鉢

価格・・・☆☆☆☆

  • 無節材(2000x210x34㎜)100万/㎥

メーカー・・・

一般流通サイズ・・・

その他・・・心材、辺材共くすんだ白色、淡灰白色、淡褐色。ときに材面がやや紫色を帯びることがある。アクが強く、アク抜きを怠ると年月を経て徐々に黒ずむ。会津桐、南部桐が有名。日本には中国から伝来したとされ、アメリカにも自生する。成長が早く短期間で木材が得られる樹種である。樹高10m。髄は空洞となる。日本の木材中最も軽い。研磨すると光沢が出る。熱伝導率が極めて小さく、発火しにくい。また火に対しては表面が直ぐに焦げて炭化しそれ以上の中が燃えなくなる。水に対する吸湿性、吸水性が著しく小さく、水分による収縮、膨張が殆どない。湿気を通過することが少なく、割れ、狂いが少ない。斑の模様不鮮明。桐は梅雨入り前に伐採され、梅雨の長雨にさらされて灰汁(アク)が抜け綺麗な白銀色になり冴えた光沢が出る。この方法以外では材色が冴えず使用後に木が動いて使い物にならないと言われる。日本桐の他に、台湾桐(タイワンギリ:Paulownia kawakamii)(*2)や九重桐(ココノエギリ:Paulownia fortunei)(*3)などの種類があるが見分けは困難。

キリを分類するとニホンギリとタイワンウスバギリ、チョウセンギリ(Paulownia coreana Ueki)、ラクダギリに細分されるそうです。このうちチョウセンギリは材質も良く長命で銘木が多いようで、会津桐はこの種であると言われています。またウスバギリ(Paulownia elongata)という種類もあるようですが、詳細は不明です。
あと生産地名をつけた名称で「島桐」というのもあるようですが、これも詳しく分かりませんでした。
*1:ノウゼンカズラ科、もしくは独立のキリ科とする意見もあります。
*2:台湾桐はおもに中国や台湾産のようです。
*3:九重桐は中国、台湾のほか、南米で植栽されているようです。

カツラ

Katura2

名称・・・桂(Japanese judas tree、Katsura tree)

その他呼び名・・・香ノ木(コウノキ)、緋桂(ヒガツラ)、青桂(アオカツラ)、カモカツラ、オカツラ

科目・・・カツラ科カツラ(Cercidiphyllum)属・落葉広葉樹・散孔材・離弁花類(被子植物)

学名・・・Cercidiphyllum japonicum

産地・・・日本各地。多くは北海道。

性質・・・木理:通直、辺心材の境目:明瞭、肌目:緻密、硬さ:やや軟~中、腐食耐久性(耐朽性):弱~中、磨耗耐久性:中

  • 気乾比重:0.40~0.50~0.66
  • 平均収縮率%(柾目方向):0.17
  • 平均収縮率%(板目方向):0.28
  • 曲げ強度MPa:74
  • 圧縮強度MPa:39
  • せん断強度MPa:8.3
  • 曲げヤング係数GPa:8.3

加工性・・・鋸挽:容易、鉋掛:容易、釘打保持力:中、糊付接着性:良好~中、乾燥:容易~中、塗装性:高

用途・・・造作材、家具、合板
器具材、彫刻材、鉛筆材、碁・将棋盤、裁縫板、漆器木地、楽器、下駄、寄木、薪炭、木象嵌(もくぞうがん)、化粧用単板

価格・・・☆☆

  • 無節材(2000x210x34㎜)60万/㎥

メーカー・・・

一般流通サイズ・・・

  • 平割:12㎜、60㎜

その他・・・日本特産種。年輪はやや明瞭。朴(ホオ)と材質が良く似ている。靱性が高い為反りにくく、加工性も良い。やや狂いやすい(?)。樹高30m、樹径2mくらい。斑の模様不明瞭。雌雄異株で、雄株をヒガツラ、雌株をアオカツラと呼ぶことがある。また色の濃いものをヒガツラ、淡いものをアオカツラと呼んで区別することもある。彫刻されるカツラ材はヒガツラと呼ばれる材質の良い木でないと、狂って使い物にならない。カツラは山間の肥沃な谷筋の温暖な場所を選んで生息しているが、ヒガツラは特に平らな場所に生育している。有名な産地は北海道の日高支庁、東北の十和田湖周辺で、特に日高の沙流(さる)川、厚別川、新冠(にいかっぷ)川の上流地域が良質材の産地となる。最近では生産量は少なくなってきている。夏から秋に葉を採り、それを乾かして粉にしてお香を作るので、香ノ木とも言う。また京都の加茂神社の春の葵祭りで桂の枝葉が飾りに用いられることから、カモカツラとも呼ばれる。

狂いは少ないという資料もあります。ものによってバラツキがあるのでしょう。ちなみに中国でいう「桂」はこのカツラではなく木犀(モクセイ)のことを指すようです。

ガラッパ

Garappa Garappa2

名称・・・ガラッパ(Garapa)

その他呼び名・・・ガラパ、アマゾンアマリロ、ブラジルセランガンバツー、ガラペーラ

科目・・・マメ科Apuleia属・広葉樹・{散孔材/環孔材/放射孔材・被子植物

学名・・・Apuleia leoiocarpa、Apuleia praecox

産地・・・ブラジルのパラ州から中部のバイア州、エスプリトサント州、南部のリオグランデ・ド・ソル州に至る海岸線熱帯雨林地帯、ウルグアイ、パラグアイ、アルゼンチン

性質・・・木理:{通直/交錯、辺心材の境目:明瞭、肌目:緻密、硬さ:硬、腐食耐久性(耐朽性):強、磨耗耐久性:{弱/中/強

  • 気乾比重:0.83
  • 平均収縮率%(柾目方向):0.17~0.20
  • 平均収縮率%(板目方向):0.33~0.38
  • 曲げ強度MPa:125*
  • 圧縮強度MPa:54*
  • せん断強度MPa:110.7*
  • 曲げヤング係数GPa:14.0*

加工性・・・鋸挽:困難、鉋掛:困難、釘打保持力:強、糊付接着性:{良好/不良、乾燥:やや困難、塗装性:{低/中/高

用途・・・構造材、造作材
屋外デッキ、土木構造材、梁、桁、橋梁部材、根太材、景観材、床板、窓枠、ドア枠

価格・・・☆

  • 無節材(2000x210x34㎜)--/㎥

メーカー・・・

一般流通サイズ・・・105x20x3000(\350,000/㎥)

  • 90x20x(1800、2100、2400、2700、3000、3300、3600、4000)
  • 105x20x(1800、2100、2400、2700、3000、3300、3600、4000)
  • 120x20x(1800、2100、2400、2700、3000、3300、3600、4000)
  • 105x30x(2000、2500、3000、4000)
  • 90x90x(2000、3000、4000)

その他・・・樹高25~30m、樹径0.6~0.9m。辺材は5cm程度。時経過による退色は少ない。表面はなめらかで、美しく光沢がある。多少の木痩せがある。中間部分のひび割れは少ないが、曲がり、木口割れがある。イペ材と比べて量的には少ない。釘打は不可能で、道穴、ボルト締めが必要。乾燥の際、ひび割れが発生いやすい。中国では「金象牙」と呼ばれている。

クリ

Kuri Kuri2

名称・・・栗(Chestnut)

その他呼び名・・・柴栗(シバグリ)、チェストナット、ヤマグリ

科目・・・ブナ科クリ(Castanea)属・落葉広葉樹・環孔材・離弁花類(被子植物)

学名・・・Castanea crenata Sieb. et Zucc.

産地・・・北海道西南部から本州、四国、九州に生育。朝鮮などにも分布。福島県、宮城県、岩手県、島根県などに蓄積量が多いとされる。

性質・・・木理:ほぼ通直、辺心材の境目:明瞭、肌目:粗、硬さ:硬、腐食耐久性(耐朽性):強~極強、磨耗耐久性:強

  • 気乾比重:0.55
  • 平均収縮率%(柾目方向):0.17
  • 平均収縮率%(板目方向):0.36
  • 曲げ強度MPa:78
  • 圧縮強度MPa:42
  • せん断強度MPa:7.8
  • 曲げヤング係数GPa:8.8

加工性・・・鋸挽:容易~やや困難、鉋掛:中~やや困難、釘打保持力:強、糊付接着性:良好~中、乾燥:中~やや困難、塗装性:中

用途・・・構造材、造作材、家具
器具材、土台、土木材、枕木、杭、抗木、車両、ひきもの、装飾材、井桁、橋梁、漆器木地、彫刻材

価格・・・☆☆

  • 無節材(2000x210x34㎜)--/㎥

メーカー・・・

一般流通サイズ・・・平割:34㎜

その他・・・辺材は狭い。材はタンニンを多く含み、年数が経つと徐々に濃くなり栗色から黒褐色に変化する。年輪の境界に大きな道管が帯状に配列して環状になっている為、年輪は明瞭。クリの道管は日本の広葉樹の中では最も大きい部類に入る。弾力に富み狂いが少ない。水湿に良く耐える。釘打などで割れやすく予備穴が必要。樹高は約10m、樹径は0.6m。大径木は少ない。斑の模様不鮮明。いわゆる「名栗(ナグリ)工法」は、兵庫県丹波の職人が六角の丸棒状にしたクリ材の表面を、手斧で波形に削って作ったのが始まり。クリは虫害や腐食に強い為、防腐・防虫処理が無かった時代には家屋の土台として重要視された。表面の仕上りは中庸。土の中に埋めておいたものは、黒味を帯びてきて風流な趣がでてくるので、鏡台や本箱などに使われる。植栽は主に食用にする栗の採取が目的だが、クリが多く分布している地域では、柱にクリを使っていることがあり、総クリ造りという場合もある。

カリン

Karin2

名称・・・花梨(花欄・花林)(Chinese quince)

その他呼び名・・・印度紫檀(インドシタン)(印度花梨(インドカリン))、ヤエヤマシタン、ナーラ(ナラ)(フィリピンでの呼び名)、リングア(リンクワ)、アンサナ(アングサナ)(インドネシアでの呼び名)、パドウク(パドック)(ミャンマーでの呼び名)、ニューギニアローズウッド(パプアニューギニアでの呼び名)、セナ(マレーシアでの呼び名)、本花梨(ホンカリン)、ビルマカリン(ビルマシタン)、プラドウ

科目・・・マメ科ソラマメ亜科シタン(Pterocarpus)属・広葉樹・環孔性散孔材・離弁花類(被子植物)

学名・・・Pterocarpus indicus Willd
Pterocarpus macrocarpus(ビルマカリン)

産地・・・タイ、ミャンマーなどの東南アジアに多く、フィリピンを経てニューギニアなど

性質・・・木理:かなり交錯、辺心材の境目:明瞭、肌目:やや粗、硬さ:極硬、腐食耐久性(耐朽性):強、磨耗耐久性:強

  • 気乾比重:0.52~0.74
  • 平均収縮率%(柾目方向):0.12
  • 平均収縮率%(板目方向):0.20
  • 曲げ強度MPa:70~98
  • 圧縮強度MPa:51~54
  • せん断強度MPa:10.5~11.4
  • 曲げヤング係数GPa:10.4~12.1

加工性・・・鋸挽:やや容易~(困難)、鉋掛:やや容易~(困難)、釘打保持力:強、糊付接着性:良好~中、乾燥:中~困難、塗装性:注意

用途・・・造作材、家具
器具、楽器、装飾材、床柱、床廻り材、スライスドベニヤ、唐木細工、指物、三味線の胴、重構造材、車輌材、羽目板、床張

価格・・・☆☆☆☆☆~

  • 無節材(2000x210x34㎜)150万/㎥

メーカー・・・

一般流通サイズ・・・

その他・・・唐木のひとつ。一般に均一な色調を示すことは少なく、縞模様になることが多い。表面仕上は良好。ただ仕上げ時に逆目が立ちやすい。ゆっくりと乾かさないと乾燥によって狂いやすい。磨くと光沢が出て美しい。バラ科の果樹・花木として知られるカリンとは全く別の種類。日本産ナシ科のカリンも榠櫨や花輪と書き全く別の樹種。同属の樹種にアフリカ産のアフリカンパドウク(学名:Pterocarpus soyauxii)がある。同属の類似の種類があり、ローズウッドなどはカリンとして扱われることがある。広義にはシタン類の一種で、中国名では紫檀とされる。斑の模様不明瞭。インドシナに生育し大木になる。通常の樹高は10m、樹径0.8m程度だが樹高30~45m、樹径1.8mにも達する。材の浸漬液(木材を削り試験管に入れて水を注いだもの)を太陽光にかざすと美しい蛍光を発する。シタンやコクタンの代替材として用いられることが多い。シタンよりやや軽軟で材質は劣る。

インドシタン=ナーラ=リングア(フィリピン、インドネシア産)が学名:indicusの樹種で、ホンカリン=ビルマカリン=パドウク=プラドウ(タイ、ラオス、カンボジア、ベトナム産)が学名:macrocarpusの樹種として二つを分けようとしていることもあります。
同属の樹種にアフリカ産のムニンガ(学名:Pterocarpus angolensis)というのもあるみたいです。