6.【ま行】

木材名称一覧 【ま行】

  • モアビ+
  • モウソウチク(モウソウダケ)     →タケ
  • モミ(モミソ)+
  • モンキーポッド+
  • モンゴリナラ     (→ナラ
  • モントレーマツ(モントレーパイン)     →ラジアータパイン

メープル

名称・・・メープル(Maple)

その他呼び名・・・ハードメープルソフトメープル

科目・・・カエデ科カエデ(Acer)属・広葉樹・散孔材・離弁花類(被子植物)

学名・・・

産地・・・北米、カナダ

性質・・・木理:通直、辺心材の境目:やや不明瞭~不明瞭、肌目:緻密、硬さ:やや硬~硬、腐食耐久性(耐朽性):弱~中、磨耗耐久性:強

  • 気乾比重:
  • 平均収縮率%(柾目方向):
  • 平均収縮率%(板目方向):
  • 曲げ強度MPa:
  • 圧縮強度MPa:
  • せん断強度MPa:
  • 曲げヤング係数GPa:

加工性・・・鋸挽:容易~やや困難、鉋掛:やや困難、釘打保持力:強、糊付接着性:良好~中、乾燥:困難、塗装性:{低/中/高

用途・・・造作材、建具、家具、合板

価格・・・☆☆☆~☆☆☆☆

  • 無節材(2000x210x34㎜)--/㎥

メーカー・・・

一般流通サイズ・・・

その他・・・カエデ科カエデ属の広葉樹の総称

日本語でいう「楓(カエデ)」のことですが、一般にメープル材と言えば北米、カナダ産のハードメープルを指す事が多いと思います。広い意味ではソフトメープル類も含めてメープルと呼ぶでしょう。

マホガニー

Mahoganii2

名称・・・マホガニー(Mahogany)

その他呼び名・・・桃花心木(マホガニー)、ホンジュラスマホガニー、オオバマホガニー、本桃花心木(ホンマホガニー)

科目・・・センダン科マホガニー(Swietenia)属・常緑広葉樹・散孔材(環孔材)・離弁花類(被子植物)

学名・・・Swietenia macrophylla King.

産地・・・中米、および南米のコロンビア、ベネズエラ、ペルー、ボリビア、ブラジルなど。主にホンジュラス、中央アメリカ。

性質・・・木理:通直~ほぼ通直、辺心材の境目:明瞭、肌目:緻密~やや粗、硬さ:やや硬~硬、腐食耐久性(耐朽性):強、磨耗耐久性:強

  • 気乾比重:0.51~0.65
  • 平均収縮率%(柾目方向):0.13
  • 平均収縮率%(板目方向):0.19
  • 曲げ強度MPa:80
  • 圧縮強度MPa:46
  • せん断強度MPa:8.9
  • 曲げヤング係数GPa:10.4

加工性・・・鋸挽:容易~中、鉋掛:容易、釘打保持力:強、糊付接着性:良好、乾燥:容易~中、塗装性:高

用途・・・造作材、家具
彫刻材、楽器、模型、内部装飾材、高級車のダッシュボードやハンドル、シフトノブ、キャビネット、スライスドベニヤ、高級器具、理化学器械の箱

価格・・・☆☆☆

  • 無節材(2000x210x34㎜)80万/㎥

メーカー・・・

一般流通サイズ・・・

  • 平割:34㎜

その他・・・金色の光沢がある。長い間、光にさらすと色合いが濃くなる。柾目面にはリボン杢が現れることがある。寸法安定性に優れる。また天然乾燥の速度も速く、狂いや割裂も少ない。斑の模様不明瞭。粘りがある。比重の割に強度大。表面の仕上りは良好。一見するとメランチ類・ラワン類などに似ている。世界的な銘木のひとつで、特に欧米で高く評価されている。ホンジュラス産のいわゆる「ホンジュラスマホガニー」が最高級とされるが、現在では伐採禁止にされている。今では有用な造林樹種として、アフリカや東南アジアなどの熱帯地域で植栽されている。またボリビアからメキシコを通り南部アメリカまで広く植林されている。マホガニーには上述の種類の他にウェストインディアンマホガニー(キューバマホガニー、スペインマホガニー)(学名:Swietenia mahagonii Jacq.)が知られているが、こちらは西インド諸島に産し、かつてはこちらの方が良質とされていた。しかし現在ではほとんど市場に出てくるようなものはなくなり、入手可能なものは学名:Swietenia macrophyllaのみとされている。ただしこれも最近は丸太材の輸入は不可能で製材品として輸入される。ウェストインディアンマホガニーよりも肌目は緻密だが比べると軽くて弱い。ドイツの顕微鏡メーカー(ツアイス)はマホガニーの収納箱だけしか使わない。

マホガニー属には、あとメキシコマホガニー(学名:Swietenia humilis Zucc.)という種類があるようです。同じセンダン科のアフリカンマホガニーやサペリもマホガニーの名で呼ばれることがあるようです。
「桃花心木」と書いて「マホガニー」と読ませるようです。知らなきゃ読めないですよね・・・

マツ

名称・・・松(Pine)

その他呼び名・・・黒松(クロマツ)、赤松(アカマツ)、琉球松(リュウキュウマツ)、姫小松(ヒメコマツ)、這松(ハイマツ)、紅松(ベニマツ)、屋久種子五葉(ヤクタネゴヨウ)、肥松(コエマツ)(脂松(ヤニマツ))、アイグロマツ

科目・・・マツ科マツ(Pinus)属・常緑針葉樹・裸子植物

学名・・・

産地・・・北海道から屋久島まで

性質・・・木理:通直、辺心材の境目:明瞭~やや不明瞭、肌目:緻密~粗、硬さ:軟~硬、腐食耐久性(耐朽性):弱~強、磨耗耐久性:弱

  • 気乾比重:
  • 平均収縮率%(柾目方向):
  • 平均収縮率%(板目方向):
  • 曲げ強度MPa:
  • 圧縮強度MPa:
  • せん断強度MPa:
  • 曲げヤング係数GPa:

加工性・・・鋸挽:容易、鉋掛:容易、釘打保持力:強、糊付接着性:良好~中、乾燥:容易、塗装性:中~高

用途・・・構造材、下地材、造作材、建具、家具

価格・・・☆

  • 無節材(2000x210x34㎜)--/㎥

メーカー・・・

一般流通サイズ・・・

その他・・・主に日本産のマツ科マツ属の針葉樹の総称。日本では6種類(*1)が自生する。二葉松類の3種類(アカマツ、クロマツ、リュウキュウマツ)と、五葉松類の3種類(ヒメコマツ、ベニマツ、ハイマツ)である。一般にはこれら全てをマツと称しているが、多くはクロマツ、アカマツの事を指すこともある。オマツ、メマツとも呼ぶことがあるが、雄雌の区別ではなく、葉がやや太めで葉先が尖っている男性的なものをオマツ(=クロマツ)、葉が細く葉先がやわらかいものをメマツ(=アカマツ)と呼ばれていたものが定着した。Yanimatu_2 またコエマツ(ヤニマツ)とは樹種を指すのではなく、アカマツ、クロマツの大径木や老木の根に近い部分からとれる脂(ヤニ)の多い材のことである。コエマツ(ヤニマツ)はアカマツよりもクロマツの方が良いものが取れると言われていて、力強く明瞭な杢目と飴色の光沢を持ち、床の間の地板として人気が高い。
クロマツとアカマツの間の雑種があり、アイグロマツと呼ばれている。この木材の性質は極端な例を除けば、クロマツやアカマツとほとんど同じと考えられる。

*1:日本に自生するマツには他に、絶滅危惧IB類とされている五葉松類のヤクタネゴヨウと、ヒメコマツの変種とされている五葉松類のキタゴヨウがあります。

マコレ

Makore2

名称・・・マコレ(Makore)

その他呼び名・・・アガモクウエ(ナイジェリアでの呼び名)、バク、アバク(ガーナでの呼び名)、チェリーマホガニー(イギリスでの呼び名)、アフリカンチェリー(アメリカでの呼び名)、マコーレ(マコレー)

科目・・・アカテツ科--(Tieghemella)属・常緑広葉樹・環孔性散孔材・合弁花類(被子植物)

学名・・・Tieghemella heckelii A.Chev

産地・・・熱帯西アフリカ。コードジュボワール、ナイジェリア、ガーナ、シェラレオネ、ガボン、象牙海岸

性質・・・木理:通直~(交錯)、辺心材の境目:明瞭、肌目:やや緻密、硬さ:硬、腐食耐久性(耐朽性):強~極強、磨耗耐久性:強

  • 気乾比重:0.66
  • 平均収縮率%(柾目方向):0.19
  • 平均収縮率%(板目方向):0.29
  • 曲げ強度MPa:101
  • 圧縮強度MPa:53
  • せん断強度MPa:14.3
  • 曲げヤング係数GPa:10.1

加工性・・・鋸挽:容易~やや困難、鉋掛:容易~やや困難、釘打保持力:強、糊付接着性:良好、乾燥:中~困難、塗装性:中~高

用途・・・造作材、建具、家具、合板
楽器、フローリング、彫刻材、突き板(スライスドベニヤ)、キャビネット、壁パネル、造船、海水用の合板

価格・・・☆☆

  • 無節材(2000x210x34㎜)60万/㎥

メーカー・・・

一般流通サイズ・・・平割:34㎜、40㎜、46㎜

その他・・・時に濃淡の縞を有するものもある。材により色調に幅がある。木質は均質。仕上げ面には美しい光沢がある。材中にシリカ(ケイ酸石灰)を含み、加工機の刃物の磨耗を早めたり損傷することもある。細かい木粉が鼻の粘膜を刺激し炎症をおこす為、加工は注意が必要。シロアリなどの虫害に強い。カバ材やマホガニー、ミズメ、マカンバなどの代用として使われる事が多い。斑の模様不明瞭。樹高25m、樹径1.5m。釘打の際など、やや割れやすい。美しいリボン杢が現れるのが特徴。粘りがなく曲げに弱い。日本に輸入される数少ないアフリカ材のうち、良く知られているものの代表のひとつ。どちらかというとマカンバやサクラ類のような材面をもつ。湿気があるところで鉄に接すると、黒く汚染することがある。

「アメリカンチェリーともいう」という資料が一つだけありましたが、その名前はバラ科の別種類がありますので、その他の名称には入れませんでした。実はその資料はアフリカンチェリーの間違いだと、勝手に思っています^^;